EAを自分で制作するとわかること

目安時間:約 10分
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プログラミングの参考書籍で売買タイミングを知る

詳しいことは書評の記事で記載するつもりですが、私は仕事柄数多くのシステムを開発してきましたし、プログラミングしてきました。現在ではゼロからプログラミングコードを記述していくことはほとんど無いですが、現在でも様々なプログラミング言語を解読して、システムを改善したり、バグを修正することは日常的にやっています。しかし、もう年齢的に新しいことを覚えようとする意欲はかなり薄れています。見慣れないプログラムはどういう見方をするかというと、いままでにプログラミングをやったことのある言語の見方を適用してみて、それで合っているなら読み進めてみる、違うなら別の言語を当てはめてみる………というように過去の記憶資産の延長上に物事は成り立っているという見方をします。また、この結果を導き出すためにはどういう条件でこの計算式を当てはめたらよいだろう………というようなプログラムの仕組み(システムエンジニアリング)から未知の言語の処理内容を推測することができます。

できることならば、FX為替取引の専門家がEAプログラミングのプロフェッショナルであれば史上最強のEAが完成するのですが、所詮EAは個人投資家向けのプログラミングツールです。年間10億の利益を出すためにシステム開発費1億を投資する個人投資家はたぶんいないと思います。そこでは企業として投資を行うステージですから、すでに機関投資家というべきでしょう。

ですからここでのお話はあくまでも「個人投資家」としての見知ですので、”あったらいいな”ぐらいの世界観でとらえて頂ければと思います。

 

みなさんはEAのプログラムソースコードをご覧になった経験があるでしょうか?C言語に近いといわれていますが、学生のときにプログラミングを勉強したことのある方なら、何が条件で何が処理内容ぐらいは見分けがつくかと思いますが、全く経験の無い方には「記号」か「呪文」にしか見えないと思います。でも、”安心してください!”プログラミングコードが記述できなくても、FX為替取引における「条件」と「処理内容【注文・決済】(買・売)」をどこに設定するかということがプログラマに指示・依頼できれば、最も理想的な境遇ではあなたはEAのプログラムを記述する必要はないのです。

 

私が選んだ書籍では、この点を最も明確にかつ重要性をもって示していたので自信を持ってオススメしています。

以下の項目を理解してEAのプログラミングに挑戦してみましょう。

 

  • エントリー(注文):買い・売り⇒テンプレート化(定型文をコピー&ペースト)
  • エグジット(決裁):買い・売り⇒テンプレート化(定型文をコピー&ペースト)
  • 条件:iCustom関数を使用して記述する

 

 

EA制作を依頼する

世の中には自分でEAのプログラミングはしたくないけど、料金を支払うので誰かに作ってもらいたい………という奇特な方が結構いらっしゃるようです。「EA制作代行」とは、おそらく個人でやり始めて、そこそこ利益がでれば4~5人でSOHOみたいなスタイルなら経営できそうな感じです。でも、企業経営の目線から見れば事業拡大のいち成長過程であってその状態にとどまるのはあまり望ましい姿ではないように思えます。つまり、経営としてはやや不安定要素を抱えているわけですから、EAの品質、パフォーマンスとしては「作成依頼」する側もある適度のリスクヘッジを覚悟しておくことは必要だと思います。MT4は云わば個人投資家としてのツールとしてわきまえておけば、過度な期待はしないという前提に立てるわけです。

 

検索エンジンで『ea 作成 代行』と入力すると32,600件程度(2016.7.11現在)のリストがヒットします。料金もシンプルな取引仕様であれば比較的低価格で作成してもらえそうです。以下に注文・制作工程の代表例を示しておきますので依頼されたい方は検討資料になさってください。システム的な開発工程に沿っていてムダな戻り工数を最小限に抑える工夫がされているので結果的に短時間で安い価格で作成してもらえるはずです。本サイトで紹介させていただいている購入サイトと価格を比較してみるのも一つの案です。

 

  • 作成申し込みのメールを送信する ⇒ 数日後、返信メールが送られてくる
  • これ以降のやり取りは基本的に特別な事情がない限りメールで行うことになります。

  • 売買ルールのヒアリング
  • 頭の中にある売買ルールを文書で書きメールで送信する。ただし、この文書の表現方法には曖昧な言い回しはせず、具体的かつ明確に記述する必要があります。
    例えば、「レートが現在値より20PIPS下降したら新規注文を出す」「スプレッドを含めて100PIPS以上の損失が出たら決済する」等、プログラミングするための条件値をより具体的に指し示す必要があります。

  • 仕様書を作成する
  • 文書にて頂いた売買ルールを元に仕様書の原案が作成されます。この原案をたたき台に質問の回答や確認事項を追加して行き、最終的な仕様書を完成させます。ここにはしっかり時間をかけて正確な仕様書を作成します。なお、仕様書の作成については無料になっています。

  • お見積り
  • 仕様書を元に見積りし、その金額をメールにて知らせてくれます。なお、見積り作成についても無料になっています。

  • ご契約
  • メールの見積り金額で納得したら、メールにて正式申し込みをします。承諾のメールが返信され、振込先が記載されています。この時点で契約が成立します。ここらへんはネット通販と似ています。

  • 料金のお支払い
  • 返信された振込先に料金を振込みます。

  • EAの作成
  • 料金の振込みが確認できましたら、その旨のメールが送信されます。それから数日から1週間ほどかけてEAを作成します。

  • EAの引き渡し
  • EAが完成いたしましたら、添付ファイルとしてメール送信されてきます。またこの制作代行企業さんで特徴的だったのは、「明らかに優位性の認められるロジックであると当方が判断した場合には、全額無料にてEAを作成させていただきます。」と謳っていることです。説明の文書を読むとEAの著作権の買取りは別請求の料金体系(一律¥30,000!?)になっているため、バックテストで明らかな優位性が認められた場合は全額無料としているようです。

  • アフターケアその1 ⇒ 不具合の修正
  • プログラム上のミス等、企業さん側に帰すべき事由による不具合がある場合には、無料にて修正してもらえます。ただし、無料修正はEAの引き渡しから半年以内です。EAを受取りましたら、必ず、バックテストやデモ口座による十分な稼働チェックを行うことが大切です。そして、不具合などに気づいた場合は、その具体的内容を提示して、速やかに企業側へ連絡します。

  • アフターケアその2 ⇒ お客様のご希望による修正
  • ご希望により、売買ルール(ロジック)などをロジック全体が大幅に変化しない範囲であれば、3回までは無料にて修正してもらえます。4回目以降は有料となりますので、見積もりが必要となります。

 

特にアフターケアについてはなかなか良心的で、ソフトウェアサービスとしてはかなり優秀な企業だと思います。また、EA作成代行企業は作成したEAの著作権は原則企業側に帰属するのが通常なので、EAのプログラムコードは依頼者には開示しない代わりにロジックの優位性が認められる場合には料金を無料にしているところも、売買取引ノウハウを蓄積するだけでなく、企業価値も高める努力を怠ってない姿勢は評価に値します。

 

 

 

プログラミング無しでEAをつくる

EAつくーるはMT4で動作するEAを、プログラミング不要で制作するためのツールです。
インジケーターを組み合わせることで、EAが作れます。MT4にデフォルトで存在するインジケーターも、市販のインジケーターも使用可能です。EAはソースコード(mq4)ファイルで作成されるため、作成したEAの著作権は作ったお客様にあり、販売などご自由です。これは作成代行してもらうのと決定的に異なる点でEAロジックのプログラミング学習効果を高めるだけでなく、プログラム・コードを記述するよりも圧倒的に作業効率がアップします。

 
購入方法は2種類あり、1年版と1か月版のいずれかを選択します。
◆1年版 ¥14,800(税込)
 ・お申込日より1年間ご利用可能です
 ・1年間で自動的に利用終了となり、継続してご利用になる場合には再度購入します
◆1か月版 ¥1,980(税込)
 ・お申込日より1ヶ月利用可能です
 ・1か月ごとにご購入時の金額で自動継続(自動引落)となります
※2016.07.31現在

 

 
 》詳しくはこちらから...

 
長くなりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございます!

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カテゴリ:EAの分析  [コメント:0]

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