トレーディングに負ける人とは…第3回

目安時間:約 3分
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  さて、『トレーディングに負ける人とは…?』も3回目になりました。まだまだ続きますので、重要なこととして紙に書き出していつでも手の届くところに置いておかれてはと思います。そしてトレーディングを始める前とかトレーディングが思うようにいかないときなど繰り返して読み直していただければと思います。

 

 
3.勝とうとする気持ちが強すぎる人

 

  一見、真摯でまじめに取り組むよい姿勢かとも思われがちですが、やはり、どの時点でトレーディングを終わるか(出口)を決めていたにも関わらず、勝とうとする気持ちが強いと「もう少し持っていたら上がる」のじゃないかとか、「このままでは終われない」などの思いが強すぎて、前回と解説のように「損切り」ができなくなります。トレーディングは開始する前に入口と出口を予め決めておくのが鉄則です。そして出口には想定し得るリスクを最小限にとどめるべき方策をもって到達できる価格を設定するのを理想とします。わかりやすく言いますとトレーディングを始める前に始める(入口)価格と終わる価格、これには利益を獲得するための価格と損失が出た場合に自分がどこまでの下落なら耐えられるのかを決めておく価格の2つの価格を予め決めておく必要性があるということになります。
  したがってこれらは、勝とうとする感情に負けて予め決めたルールを逸脱する行為にあたるわけですから、よろしくない結果、すなわち損失が膨らむという結果を招くことになります。

 

  この「入口と出口を決めておく」というプロセスは、システムトレードでいうとフォワードテスト終えてデモ環境で検証するという姿勢につながります。更には、購入するEAの運用状況を「Myfxbook」で調べてどのようなリスクが想定されるか把握することが重要になってくるわけです。

 
  以上、『トレーディングに負ける人とは』の第3回の解説でした。最後まで読んで頂いてありがとうございます!

 
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